車魂でいのゆとを見た2
2では、JUMPちゃんのコンサートで感じたことを、いいも悪いも書き留めたいと思う。
いいところ。9人という人数がいい。
龍太郎のことを言っているのではない。
フォーメーションにしろ、トロッコの使い方にしろ、とにかく5人の嵐より、近くに来てくれる回数が単純に多かった。近くに来てくれる。それは会場の大きさもあるが、人数の多さがそれを担保していた。
どこを見たらいいのか わからなくなるほど、ステージや花道を縦横無尽に駆け回る姿が、とてもキラキラしていた。
私は今JUMPちゃんに会えてるんだ。そう思い続けられた。
MJ松本潤さまの、どこから見ても近くに感じられるように、とはまた違った「近くに感じられる」だった。
若くて体力があるから、ずっと駆け回っていたのか?
自分の席がそう感じられたのか?
近くに感じられるゆえか、ファンの方々がファンサを狙いに来てる感が強かったように思う。語弊がありすぎるが。
嵐エイトは、右腕が痛くなる。もっと!もっと!と言われ、合いの手をたくさん求められる。
というか合いの手が決まっていて、全力でやるよね?
当たり前に頭入ってるよね?
この曲できるよね?
初見でも大体のれるでしょ?
やらないの?やれないの?
って言われてるんじゃないかと錯覚すらする。
煽りに煽られ、トーク中に水分を取らないと、喉がかわいそうなことになる。
JUMPちゃんはというと、(入ったブロックの雰囲気だと思うが、)
お利口さんにうちわを握りしめたファンが周りに多かった。
JUMPちゃんが近くに来た時だけ、きゃーと叫ぶ。ファンサを狙っていたんだと思われる行動ばかり見られた。
もっと一緒にコンサートつくる系じゃないの?
近くに感じられるコンサートだからこそ、もっと合いの手を入れたかった。
改めてセトリを見ると、合いの手必須の曲がそんなにない気もする。
近くに感じられるからこそ、JUMPちゃんはもっとファンに要求していいと思った。
嵐エイトがいいからそこを目指せ、というわけではないが、同じになってほしいなんて思わないが、
近くに来ているのにDVDを見てる気分と一緒なのは嫌。
美しい顔を拝むのはDVDでいい。それよりも一緒に楽しく踊りたい。騒ぎたい。
だから振りは完璧にしていくし、その場で覚えるし…
定番曲が何のためにあるのか。
誰でも踊れる曲があると、誰でも踊れて会場がまとまる。
JUMPちゃんと一緒にこれ踊りたかったんだよね〜
そうファンに言わせる定番曲がいいんだと思う。
魅せるものは新しいもの。楽しむものは馴染みのあるもの。
そんな役割分担が、私は好きだ。
つらつらと書いたが、
近くに感じられることはよかった。
しかし、近くに来ているのにDVDを見てる気分になった瞬間があったのも事実。
もっとファンを巻き込め。ファン巻き込み育て、ファンだって10周年コンサートの演出の一つに使ってほしい。